decobisu記

適当な日々のやっていき

とーきょー箱文庫#2を開きました

箱文庫というスワッピング読書会イベントを開きました。東京では2回目になります。
カフェの貸しスペースで半日だらだらしながら本を交換して読書するだけの素敵な会です。
会場は#1と同じくイリヤプラスカフェさまにお借りしました。
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持ち込まれた本のリストです。一人で何冊か持ってきてたので色々ありました。
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ブクログまとめ)とーきょー箱文庫#2 [decobisuさん] - ブクログまとめ


今回僕が読んだ本は「西の魔女が死んだ

西の魔女が死んだ (新潮文庫)

西の魔女が死んだ (新潮文庫)

本の名前自体は良く知っていたけど実際に読んだことはなかった。西の魔女ことおばあちゃんが素敵で、主人公とのやり取りの時ににやりと笑う所とか魔女っぽい描写がかっこいい。野いちごのジャムやサンドイッチ作る場面が好きで想像しながらニヤニヤと読んでいた。いわゆるカントリースタイルというのはこういう生活のことなのだろうか。「西の魔女が死んだ」というタイトルにもあるように冒頭からいきなりおばあちゃんが死んだ話から始まるのだけど、最後の方の死に対する演出が読んでいて気持ち良く、亡くなった後の暗さや悲しさを感じなくて読後もすっきりした気分でいれた。
本編の後に後日の話が載っているんだけど、本編とは大分違う感覚で話が進んでいって読んでいて別の小説読んでる気分になった。ラノベっぽい感覚。映画化もしてるのでそっちも気になります。


持っていったのは

神様のパズル (ハルキ文庫)

神様のパズル (ハルキ文庫)

森博嗣の道具箱―The Spirits of Tools (中公文庫)

森博嗣の道具箱―The Spirits of Tools (中公文庫)

目隠しの国 第1巻 (白泉社文庫 つ 2-1)

目隠しの国 第1巻 (白泉社文庫 つ 2-1)


神様のパズルはちょうとスプリング8っぽい話が出てくることもあり大学の時に表紙見て買った。理系の理論的な話があまり解説もなく沢山出てくる青春小説なんだけど量子力学の単位を落としたぐらいの知識でもついていけた。ライフゲームとかのテーマも出てきてその辺のテーマが面白い。森博嗣の道具箱は工具とか模型とか工作器具とか色々なものをそれぞれ森さんが語るエッセイ集で、文体とか感覚が面白い。目隠しの国は少女漫画なんだけど、未来視と過去視の力をもつ人達の話でテーマは重いのだけど、出てくる人みんな良い人で女の子も可愛いので良い漫画だと思う。


4月以降の予定が決まってないのでどうなるか分からないけど、次回もまたやりたいと思います。
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ミートローフとパンケーキ美味しかった!