decobisu記

適当な日々のやっていき

YAPC::Asia Tokyo 2015に行ってきた #yapcasia

今年で最後だというYAPC(やっぷしー)に参加してきました。

yapcasia.org

始めて参加したのは2012年。ちょうど東京にきた年で、場所も近いしインターネットの有名人も参加するみたいなので、行ってみるか!と Perlなんて全く書いたことない状態で参加しました。実際、なんとなく分かる範囲でもすごく楽しくて、色んな人が楽しそうに発表したり聞いたりしてて、「これは楽しいイベントだ」と感じた所から2013、2014も続けて参加した。 特に何か作ったり発表したりしているわけでもない、ぺーぺーなエンジニアの自分でも最高の楽しさを感じられたのはYAPCというイベントだった。

今年は最後だからなのか知り合いのエンジニアは大抵参加してて、同窓会っぽい雰囲気。かと言って昔を思い出して語りあうみたいなのはなかったけど一年振りだったり別のイベント振りだった人と会えて少しでも会話できて良かった。

聴いたセッションは以下のやつ。

インフラ系の話を中心に色々聞いた。他にも聞きたいセッションはあったけど部屋がいっぱいで入れず断念。今年は会場をビッグサイトに移してキャパシティは上がっているはずだけど人気のセッションはどこも満員だった。

特に良かったセッション

Perlの上にも三年 〜 ずっとイケてるサービスを作り続ける技術 〜 - YAPC::Asia Tokyo 2015

speakerdeck.com

YPACのトーク紹介ページに書いてある「銀の弾丸を拾い続けた3年間」のすごさを感じるセッションだった。会場からの質問で「良い本読んでも実際のシステム相手だと活用が難しくないですか」という質問に、「本にも書いてあるんですが歯を食いしばって実装するしかない」という話が印象に残っている。実践DDD本は知り合いとリモート読書会で読んでるけど、どうやったら実践まで持っていけるか全然分からん!という状態なので、歯を食いしばってもっと気合いをいれて考えようという気持ちを持ちました。id:hitode909さん最高。ベストトーク賞おめでとうございます!!

esa.io - 趣味から育てたWebサービスで生きていく - YAPC::Asia Tokyo 2015

speakerdeck.com

esaの趣味プロダクトからリリースと法人化までの流れとその中での試行錯誤についてのお話。制御可能な範囲を制御してモチベーションを保つとか良いことが沢山書いてあって素敵だった。今年のYAPCで聞いたセッションの中では一番エモーショナルな発表だった。爽やかな気持ちになりました。「自分のやりたいことをやって、それで生活できて、それで周りの人を幸せにできると、最高!!!」

辛いことをやめる!から始まる業務改善とInfrastructure as Code - YAPC::Asia Tokyo 2015

www.slideshare.net

koemuさんの改善のお話。いま自分が業務で感じてる”つらさ”と同様な話や似通った事例が沢山触れられていて、話題が変わるたび「ううっ」と辛くなった。それに対する現実的な対処の方法も、物理的な仕組みと心理的な所のどちらもあってすごかった。ただ、ボトムアップよりトップダウンでやった方が良いとか、プロダクト勉強会を開いて共有するとか、取り組める組織や環境が整ってるのすごくいいなと思う。正直羨ましい、と言うと自分の環境の所為にしてしまっているようで残念なので、上手く取り組めていない部分を明確にして自分が出来る範囲でやっていこうと思った。

セッション以外にも、会場ネットワークの安定提供から最後のLTの中で高速設営、撤収まで披露したCONBUの人はほんとすごい。また一日目のお昼をフードコードに食べにいったら隣に並んだのが Larry Wall だったという貴重な体験?もありました。あと気になったのはセッションの合間に流れるCMでペパボの採用目的動画がインパクト大きすぎて夢に出てきそうだった。

採用目的CM、記憶に残る #yapcasia

色んな刺激とか悩みとか楽しみをYAPCからもらいました。 久しぶりに会えた人、会場や懇親会で声かけてくれた人、一緒にいってくれた人、そしてスタッフの皆様。 楽しいイベントほんとにありがとうございました!!