情報科学若手の会に参加してきた #wakate2014
情報科学若手の会というイベントに参加してきました。参加は今年で三回目になります。
場所は伊東の山喜旅館といういい感じの旅館です。
若手の会は若い(主観)情報系の分野の人達が集まって交流したりディスカッションする会です。 主催が情報処理学会プログラミングシンポジウム委員会ということで、アカデミックな色が強いと思っていたけど参加してみるとそうでもなくて、研究の話もあれば趣味で作ったモノの話とか、プログラミング言語の話とか、出身もバラバラで情報系という枠ではあるけど範囲がかなり広いので別に情報科学やってないんだけど気になってるという人は行くと良いです。
内容
当日の流れはTogetterでまとめられているけど、めちゃくちゃ長いので注意。
二泊三日で初日は昼から始まり、夜は懇親会。二日目は朝からセッションがあり、夜もナイトセッションがあります。最終日は午前中はセッションで、お昼で終了、現地解散となります。夜は初日と二日目共に飲んだりLTしたりでどちらも寝たの夜中の3時過ぎてました。2時の時点でまだ20人ぐらい飲んでたので参加者の若さが感じられるようになっています。
感想
@yuyarinさんの「本当は楽しいインターネット」という話が分かりやすくてすごかったです。大学のTCP/IPの授業聞く前にこれを聞いておけばもっと理解が高まったに違いない。楽しそうに発表されてて聞いてる方も楽しかった。夜は本当は怖い話とかも聞けて勉強になりました。
本当にそれだと思う… RT @decobisu: 大学の講義とかでわかりづらいと思うの、 最初からレイヤーとか参照モデルの細かい情報から入るからなのかなー #wakate2014
— ゆやりん (@yuyarin) 2014, 9月 14
あと、北大の秋田さんによるシュワルツ超関数と信号処理の話も楽しそうな発表で分かりやすくて、フーリエ解析で単位落とした時のことを振り返りながら聞いていました。いきなりフーリエ変換とか超関数の話が出て来て、数学的次元に吸い込まれたような感覚になりました。裏サンデーでやってる寿司 虚空編という漫画が巨大数論を扱ってて似たような感覚。
招待講演のNICTの井上さんによるサイバーセキュリティの世界の話。サイバー攻撃の可視化分析ツールの"NIRVANA改"や"DAEDALUS"の紹介があったのだけど、某アニメを彷彿とさせるめちゃくちゃかっこいいグラフィカルなツールで、センスとかもあるけど、すごい見せ方が大事ってことを感じました。おすすめの本を紹介されてたので買った。
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自分はLTで「情報科学とミツバチ」という題で大学の時の研究でやってた分野の話をしたけど、準備不足でミツバチの魅力を十分に伝えられなかった気がする。やはり自分が飼ってしまって伝えるのが一番いいかなと思いました。あと、夜に酔いに任せてインフラの闇ということで抱える闇について話したらウケて「がんばってください」と言われたので闇を抱えたままでいるより出せる時は出した方がいいです。
山喜旅館はご飯が美味しいけど、二日目が完全に二日酔いで胃に負荷かかっててあまり食べられなかったので残念。深夜ラーメン今年もいけなかったので来年はいってみたい。
最近アイロンビーズに手を出しているのだけど、ミクさんとフォクすけ持っていったら結構見てもらえて楽しかったです。見てもらえるとモチベーションあがる!
自分は若手の会というより苦手の会勢だと思っているけど、幹事さま含め参加者の人は暖かくて色々話できて楽しかったです。来年はめっちゃ楽しい発表とか出来たらいいなぁと思います。
「ブログ書くまでが若手の会」