研究用にまとめとく。導入偏で終わらないようにがんばる。
ScilabはフランスのINPIA(Institut National de Recherche en Informatique et Automatique,フランス国立情報学自動制御研究所)が開発したMATLABっぽいフリーでオープンソースな数値計算ソフト。多機能かつ無償で使える。他の数値計算ソフトにOctaveやR等がある。国立より王立の方がかっこいいと思うのは僕だけでしょうか。
- Scilab Install
以下のリンクで公式サイト上からInstallerをDownroad。
Scilabの日本語公式サイト
- SIPを導入
MATLABでは最初から画像を扱う関数が入っているけど、Scilabには標準で入っていないのでSIPを入れてやる必要がある。Scilabのver5.1.1では下記のエラーが出て導入出来なかったので、結局ver4.1.2に落としたら出来た。掲示板では同じエラーが報告されているみたい。
scilab5.1.1でのSIP導入時エラーメッセージ
link: The file D:\SCILAB~1.1\contrib\siptoolbox\lib\libsip.dll does not exist. link: The file D:\SCILAB~1.1\contrib\siptoolbox\lib\libsip.dll does not exist.ll','libsip',functions) !--error 236 addinter: The shared archive was not loaded: /*文字化け*/ at line 48 of exec file called by : iptoolbox\loader.sce") in execstr instruction called by : );execstr(toolboxes(2));if exists("%oldgcbo") while executing a callback
scilab4.1.2でのSIP導入成功メッセージ
最後に
SIP - Scilab Image Processing Toolbox loaded Enter "exec(SIPDEMO);" for demonstrations.
って出たらOK。
- デモを試してみる
上のメッセージ通りに
exec(SIPDEMO);
と打ち込んでenter押すとデモが行える。
デモはIntroduction,TransMogrify,Interferometry GUIの三種類。SIP自体にサンプル画像が入っており処理内容のコマンドと処理した画像を見ることができる。
MATLABはライセンス料がかかるけどScilabはかからないので良いですね。もう少し日本語リファレンスが沢山あればいいんじゃないかと英語に弱い僕は思う。あれば教えて下さい。
以下参考