decobisu記

適当な日々のやっていき

疎結合

各システムとかコンポーネントみたいなの疎結合である方が良いとは思っているけど、場合によっては過去の経緯とか優先順位の問題でいつのまにか密になってたり壊れてたりする。アプリケーションと繋いでるRDBMSがあったとして、最初は「アプリはこのフレームワークを標準にして、DBはこれ使って、運用はこれが標準ね」という感じで作るのだけど、肥大化して容易に変更できない状態になった所で別のアプリから直接DBたたかせろみたいな要件がきたり、ファイルとかレコードの連携をバッチで流してごりごりやるとかある。REST APIみたいな考えはない感じで、どこかいじるとどこかが落ちるみたいな状態で、開発者全員が把握してる分けでもない厳しい状態。

何かを修正したいとかもっと効率良くしたいという改善欲は誰でもあるけど、そもそも密結合すぎで触るの怖いという話や、範囲が広がりすぎててテスト用の環境も十分な物が作れてないという話もある。 こうしてそびえ立つクソ。範囲が広がるということは気にしなければいけない事も増え、作るドキュメントの数が増えたり、申請書とか判子とかも増える。作業が増えるのは億劫だ。やりたいのは一部を修正したいだけなのだ。

ジョジョの二部のエシディシ戦でジョセフが切られても大丈夫なようにウールのひもを張り巡らしていたのはロープマジックの一種っぽいのでマジックの概念ならえば良いのでないだろうか。