若手の会には一昨年参加しておりました→第44回情報科学若手の会にいってきた - decobisuの日記
去年は参加していなかったんですが、TwitterのTLで流れてくる会の様子を見てたらとても楽しそうな雰囲気でいっとけば良かったなぁと思い、冬にあった冬の陣(情報科学若手の会・冬の陣 : ATND)に参加し、そのまま若手の会本体(?)にも参加させていただきました。
会はタイミング悪く台風が直撃ということで、三日間の内、予定していた講演が全て終了する二日目で一旦解散、終了という形になりました。色々話せたり話せなかったりしましたが、事故もなく終われて良かったのではないでしょうか。停電なんぞしてたらみんな呼吸できなくなってしまったのではなかろうか。
会場の山善旅館は古い作りながら、トレイがきれいだったりコーヒーメーカー置いてあったりで良い雰囲気かつとても過ごしやすい施設でした。
@daisuke_kさんの構築してくれたネットワークもあり、インターネットにありつくことができました。発表中につぶやいたり調べたりできるのとても重要だと思います。
第46回情報科学若手の会2013 ツイートまとめ #wakate2013 - Togetter
参加者の方もいっぱいいて全員と話したりはできなかったけど、面白い人多くて楽しかったです。自己紹介でマイブームはなに?という項目があったのだけど、「現実逃避がマイブーム」という人が多くて、若手の会は良い意味での現実逃避の場所になるのではないかと思ったりしています。
招待講演では剣持さん(@kenmochi)のボカロの話とか、音声合成の仕組みがどうなってるのとか分かりやすかったです。ワールドイズマインをみんなでシーンとした趣きで聞くのすごくシュールでした。その場でキューティーハニーのサビをライブ打ち込みかつ調教するデモを見て、もっと敷居が高いんじゃないかと思ってたのが変わりました。僕自身は最近初音ミクのDIVAがマイブームです。
伏見さん(@sidestepism)のプログラミング教育の話は、コロコロコミックとの連携とか自分が小学生とかの時に触れていたものに、プログラミングという話題が入っていることに結構驚きました。大学の先生がベーシックマガジンとか読んでゲーム作ってたのは聞いたことがあるけど、いまの子供達はコロコロでプログラミングで遊べるんだなぁ。もう大学生、社会人な僕らはておくれですという話があったけど、「ておくれな僕たちはどうすればいいんだろう...」と思っていた所に辻さん(@tsujimotter)の「組み込みやればモテるよ!」というお話がきたので組み込みをやればモテるそうです。
情報科学若手の会速報です http://t.co/5nEtaZrHIT #wakate2013
— ぃずみん (@izumin5210) 2013, 9月 15
他の話でもRubyやRailsが話題にあがり、Rubyも書くとモテるらしいです。
Rubyでモテよう #モテよう #wakate2013
— 現実✌('ω')✌逃避 (@amiq11) 2013, 9月 15
あと眼鏡が大事らしいです。
モテる方法の一手は眼鏡かけてるという条件だと思っています。
— Takako OHSHIMA (@hatone) 2013, 9月 15
井上さん(@kyoro353)の発表は冬の陣の時にも感じたけどテンション高くて面白くレベル高くてすごいなぁと思います。刺激的でした。
辻さん(@tsujimotter)のLEAP MOTION+Arduinoロボットや湯村さん(@yumu19)のPersonal Cosmosも飲み会の時に実際に展示されてて触って体験できて楽しかったです。Arduinoキット持ってるけど買って遊んだあと特にいじってないので何か題材見つけて作りたいですね。
一日目の終わりになった交流イベントで、リアル脱出ではなくリアル入室ゲームをしました。チームに別れて与えられた問題やヒントから答えとなるキーワードや数字を導きだし、最終的にゴールとなる旅館の中の部屋に辿り着くというゲームです。リアル脱出ゲームは何回か経験があったんですが、入室ゲームは結構難しく、いかにも情報系な問題でとても内容を考えられていて面白かったです。エンジニア向けのリアル脱出系ゲームは頭使うし技術ネタも勉強になるしすごく楽しいので他のイベントとかレクリエーションとして企画しても良いと思いました。またやってみたい。
がっつり研究よりな話も、商品やサービスの話も、様々な分野から話を聞けるのが若手の会の良い所だと思います。基礎研究的な話も興味あるけど他のイベントではなかなかないし、自分は学会に参加する程アカデミックよりな状態でもないのでちょうどいい雰囲気ではないかと。一昨年は大学院にいて、自分のミツバチの研究について話をしましたが、「生物と情報工学」みたいな話で語ったりできる若手の会という場はとてもいいなぁと思います。
ミツバチ好きな人は話かけてください
— Masahiro Hata (@decobisu) 2013, 9月 14
めっちゃ好き!という人はいなかったけど...
懇親会の土産には東京駅の地下街にプリキュアストアがあったのでプリキュア焼きのりを買っていきました。みなさんのお土産は各地域のおいしそうなものが多かったですが、買い忘れていて取り合えず適当にボケようと思ってネタを考えていた所にちょうどプリキュアショップと焼きのりがあったという奇跡の賜物です。取り合えずウケて良かったです。
お土産買いました #wakate2013 (@ プリキュア プリティストア w/ 2 others) http://t.co/0uW6yHgwOc
— Masahiro Hata (@decobisu) 2013, 9月 14
二日目の夜セッションでその場で作ったスライドでミツバチについて最近思ったことと、プレゼンでのボケについて画像レスプレゼン手法の説明をしました。
TechCrunchの記事紹介されていたBeezingaというのが最近気になってます。養蜂家にクラウドとWebから巣箱の状況データを提供するBeezinga | TechCrunch Japan
画像でボケることについては、海外の人に向けてのプレゼンで使う場合にどういう画像を使えばウケるのかという質問がありました。正直、ネタをネタと理解出来る共通文化があることが前提なので、まったく文化の違う異国の地では何が良いのか分かりません。話題の漫画やアニメなら向こうのオタク層には十分ネタが通じると思いますが、そうじゃない人も沢山いるので難しい所。人とか動物の面白い画像なら結構いけそうな気はします。
海外のインターネット文化だとこういう感じでまとられたりしてるけど、実際どう使われているのだろう。
海外のサイトを回るなら知っておくべきインターネット・ミーム【WTF!?】 - NAVER まとめ
これについては、先日参加したYAPC::Asiaで、ボケてのゆーすけべーさん(@yusukebe)さんが講演の中で「YAPC::NAにいった時にボケての紹介で鉄板だったのはヒラリー」という話をしていたので、ヒラリーさん出しとけばどっかんどっかん間違いなしですね。
帰る前に浜辺へ。今年初めて浜辺にいった気がします。
幹事の皆様には色々とお世話になりました。ありがとうございました!